2025年9月議会 一般質問

一般質問

1. 市内の文化財について

市の文化財の保存と普及について

それでは通告に従い一般質問を行います。

まず初めに市内の文化財について取り上げます。
長岡京市では、昭和50年に文化財保護条例が制定されて以来、埋蔵文化財や建造物、古文書などの調査・保存が進められてきました。
そして、文化庁の文化審議会文化政策部会は、平成15年の第1期から現在まで、23期にわたって、文化の振興に関する基本的な政策の形成に係る重要事項に関し、調査審議を行っています。平成23年、その審議の第8期には「文化芸術の振興に関する基本的な方針(第3次)について」という答申を出しています。その中の「文化財等の保存及び活用普及」では、文化財についての指針を示しており、以下のような項目が掲げられています。


① 国民が文化財を理解し,親しむ機会の充実を図るため,文化財の特性や保存に配慮しつつ,文化財の魅力が国民に伝わるよう,文化財の公開・活用を積極的に推進する。
② 各市町村における歴史文化基本構想の策定の支援等により,その周辺環境も含めた地域の文化財の総合的な保存・活用を推進する。また,その取組の一環として,「地域における歴史的風致の維持及び向上に関する法律」(平成20年法律第40号)等を活用し,建造物・史跡等の文化財とその周辺環境の一体的な保存・活用を図る。
③ 文化財登録制度を活用し,近代をはじめとした文化財の登録を進め,文化財保護の裾野の拡大を図る。
④ 有形の文化財について,文化財を良好な状態に保つための日常的な維持管理,適時適切な修理の充実を図る。また,防火・耐震・防犯等の対策を計画的かつ継続的に実施するための支援の充実を図るとともに,所有者の防災・防犯意識の向上を図る取組等を推進する。
⑤ 無形の文化財について,伝承者の確保・養成とともに,その保存に欠くことのできない用具等の製作・修理等に必要な伝統的技術の継承を図るための支援を充実する。
など9項目が掲げられています。
 

そこでまず、長岡京市の有形文化財の保存及び普及について、どのように取り組んでいるのか、お聞きいたします。
先ほど申し上げた項目のうち、私が特に注目しているのは、①の文化財の特性や保存に配慮しつつ、文化財の公開・活用を積極的に推進しているか。という点と、④の有形文化財について、文化財を良好な状態に保つための日常的な維持管理、適時適切な修理の充実を図り、防火・耐震・防犯等の対策を計画的かつ継続的に実施するための支援の充実が行えているのかという内容についてです。


例えば、埋蔵文化財調査で出土した土器や石器などの遺物は、数万点におよぶことと思われます。そのなかで貴重だと判断されるものについては、写真や文章と一緒に保存されていると思いますが、その膨大な量の文化財を、現在どのように保存しているのでしょうか。年々増え続けるわけですから、その保管場所の問題というのがあるかと思います。この保管場所の問題について、どういう計画があるのかお伺いいたします。なお、新庁舎内に古文書などの保管場所を設けるという話は、以前に聞いていますので、主に保管している大量の遺物(文化財)についてどうしていくのかお伺いします。


指定・登録されている文化財について

次に指定・登録されている文化財について取り上げます。現在、長岡京市内にある指定・登録されている文化財は163件あり、その内容は古文書や彫刻、石器や古墳、建造物など多岐にわたります。そしてそれらの管理者は、お寺や神社、長岡京市や個人となっています。これらの文化財は、長岡京市にとって重要なものであり、良好な状態に保つための日常的な維持管理,適時適切な修理の充実を図り、防火・耐震・防犯等の対策を計画的かつ継続的に実施するための支援の充実を図る必要があります。これらの事がしっかりと計画的に行えているのかどうかという事を確認していきたいと思います。

まず、指定・登録文化財の長岡京市以外の管理者に対して、しっかりと連絡がとれている状態なのかどうかお伺いいたします。また、その文化財の日常的な維持管理や修理の充実を図っているかの確認をどのように行っているのか、そして、建造物などの防火・耐震・防犯等の対策について、どのような計画を立てて実施しているのか、あわせてお伺いいたします。なお、特に個人が管理者となっている国登録建造物については、個別にお答えを頂きたいと思います。

 

文化財の画像や動画の公開について

文化財の画像や動画の公開について。現在、市の国登録建造物などを、個人が自分のHPで紹介しているものがいくつかあります。一方、長岡京市のHPでは、市が管理者となっている神足ふれあい町家(石田家住宅)の写真は載っているものの、他の国登録建造物についての写真などは公開されていません。これでは、文化財の魅力が国民に伝わるよう,文化財の公開・活用を積極的に推進しているとはいえないと思います。

そこで、市の指定・登録文化財を広く知ってもらうために、例えば市のHPに有形文化財の写真や動画、3D画像などを公開して、文化財について広報の充実を図っていってはどうかと思いますが、答弁を求めます。

 


2. 公園について

整備がされている公園について

次に公園について取り上げます。
現在、民間の協力のもと、長岡公園の再整備が行われています。半世紀前までは、大きな公園は、この長岡公園だけでしたが、近年では西代里山公園や西山公園のような大きな公園が増えてきています。公園の管理については、長岡公園の場合だと指定管理者制度を使っていますが、地域の公園についてはみどりのサポーター制度などを使って管理がされています。しかし、市内約320箇所ある公園について、全ての公園で管理が行き届いているわけではありません。そこでまず指定管理やみどりのサポーター制度によって、整備がされている公園数はどれくらいなのかお伺いいたします。(指定管理とサポーター107団体が付いている公園の数)


小さな公園について

昨年の9月議会決算審査特別委員会でも触れましたが、ミニ開発によって作られる小さな公園、特にベンチが一つだけのような小さな公園について、今年も注目してみてまいりました。しかし、その多くが、草だらけで整備もされておらず、使われている形跡がありませんでした。このような使われない公園を造らせるのではなく、例えば、袋小路開発になっている宅地開発の場所なら、現道と繋がるような道路用地にさせることなど、有効的に使う方法を考えたほうがよいのではないか考えますが、このことについての見解を求めます。(昨年度と今年度にかけて緑の基本計画の改定を行っている)


水道施設の設置について

水道施設設置について。今もそうなのですが今年の夏の猛暑は、体温よりも暑い40度を超える気温となる所もあり、京都府でも39度を超える暑さを記録しています。長岡京市は、京都盆地の中にあり、山に囲まれた地形のため、風が弱まりやすく、昼間に熱せられた空気が外に逃げにくく、熱気や湿気が滞留しやすい地域と言われています。私が小学生の頃と比べても6~7度以上も暑くなっています。そんな夏場、体温を超える暑さが連日続くので、公園を利用している子供達の姿をあまり見かけなくなっています。近年では、初夏や残暑(ざんしょ)も猛暑日になっている事から、公園利用者の熱中症や脱水症対策として、日よけや、水飲み場を設置していくべきではないかと考えています。

令和6年10月1日施行の公園等の設置及び整備基準要綱には、新規公園整備における水道施設設置について、300㎡未満だと立水栓1カ所以上、300㎡以上だと散水栓2カ所以上及び水飲み場1カ所以上を設置する事となっています。この公園等の設置及び整備基準要綱にもとづいて長岡京市の公園を見てみると、平成18年4月以降につくられた300㎡以上の公園については、水飲み場が設置されていますが、それ以前につくられた公園については水飲み場が設置されていない公園が多々あります。そこで、それなりの広さのある水飲み場が設置されていない公園に対して、積極的に日よけや水道施設設置、特に水飲み場を設置していくべきではないかと考えますが見解を求めます。

 

公園内での手持ち花火の使用について

最後に公園内での手持ち花火の使用について取り上げます。これは、この前の市民との意見交換会でいただいた意見にあったもので、早速取り上げようと思います。長岡京市では、現在、長岡京市都市公園条例の第3条(7)において、たき火をし、又は火気をもてあそぶことを禁止しています。この表現は、花火の使用に対するものなのかお伺いいたします。


他市の例を調べてみましたら、公園で花火をしてもよい所や原則禁止にしている所などまちまちであることが分かりました。例えば箕面市や豊中市、吹田市などでは、消化準備を行い、大人の同伴、ゴミの後始末などのルールを守れば、公園内での近隣に迷惑がかからない手持ち花火の使用については了承しています。茨木市では、公園での花火は原則禁止にしていますが、実験的に、おにクルでの手持ち花火の使用許可を始めています。


いろいろと調べてみて思ったのは、子どもたちを笑顔にする夏の思い出づくりに、花火ができる場所があってもいいのではないかということです。水道施設のある一定以上の広さのある公園で、近隣に迷惑のかからない手持ち花火を使用するなど、きちんとルールを設けて許可することはできるのではないかと思いますが、市の見解を求めます。(長岡京市都市公園条例では、「市長が、特別の必要があると認めるものについては、この限りでない。」としている。手持ち花火ができる公園には、花火マークを付けるなどして対応)

 

 

 

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