第44号議案 令和3年度長岡京市一般会計補正予算第3号 賛成討論
ただいま議題となっています、第44号議案令和3年度長岡京市一般会計補正予算第3号について、賛成の立場で討論をいたします。
この一般会計補正予算は、既定の予算総額に2億2616万2000円を追加した補正予算で、私が3月議会の討論で指摘をさせていただいた、福祉事業所や児童福祉施設等に対する、感染症対策費助成が入っています。また、商工会実施のリフォーム工事事業の一部補助、コロナ禍の子育て支援として、18歳以下の子ども一人あたり5000円の商品券を給付する、ながすく応援券事業や75歳以上の高齢者や65歳以上の要介護の人達、65歳以上の愛のタクシーチケットを申請している人達へ、一人当たり2000円のタクシー利用券を給付する移動応援事業、小中学校における修学旅行等のキャンセルに要した費用の全額補助などのコロナ対応が含まれている補正予算です。
まず私は、大前提として、コロナ対策について、人の命に関わる感染症ですから、迅速な対応、できることは全て行う姿勢で対応していかなくてはいけないと考えています。
今も新型コロナウィルスは、より感染力が強くなる変異を続けています。インドやイギリス、日本でも、インド型変異株(以下デルタ株)からさらに変異したデルタプラス株が相次いで見つかっています。デルタ株のワクチンの有効性は、ファイザー、アストラゼネカ製で1回接種だと共に33%、2回接種だとそれぞれ88%と60%と言われています。ワクチンの有効性がかなり落ちます。なお、現時点でデルタプラス株についてのワクチンの有効性は、まだ分かっていません。
現在関東地区では、リバウンド現象によって感染者が徐々に増えだしており、これまで報告されている最も感染力が強い変異株である、デルタ株によるクラスターが発生しだしています。今後デルタ株は、国内の感染の中心になってくると言われています。相手がウィルスであり、変異によって感染力が強くなってきているため、今後どのような感染の波になっていくのか全く分からない状況の中、コロナ対策は、当初予算の段階から準備を行い、いつでも迅速な対応ができるようにしていく必要があると考えます。また、対策を迅速にかつ、対象を可能な限り広げ、対応していかなければ、コロナによる生活困窮者の増加や、休業や倒産の連鎖が止まらず、ワクチンの開発状況や供給状況、特効薬、治療薬の開発状況から考えても、取り返しのつかない状況になっていく可能性が考えられます。市内のお店や事業所が、終わりの見えないコロナ禍を乗り越えられるように、対策を準備し、行っていかなくてはいけないと思います。今回の補正予算でカバーしきれていない、例えば、観光業、宿泊業、お酒をメインに提供しているお店や、そこに商品などを卸している業者などにたいして対策をお願いします。またタクシー利用券について、65歳未満の要介護の方や、愛のタクシーチケットを申請している人達が、障がい福祉事業として使っている、愛のタクシーチケットをコロナ対応で使うように市長は答弁でされていましたが、愛のタクシーチケット事業は、そもそもコロナ対策事業ではありませんので、そうするのであるならば、事業費を増額対応するか、今回の補正の移動応援事業に含める対応を要望いたします。
昨日、元国立感染症研究所ウィルス一部主任研究官であり、現国立病院機構仙台医療センター臨床研究部ウィルス疾患研究室の呼吸器系ウィルス専門家である西村秀一(にしむらひでかず)医師は、エアロゾルや空気感染をしている新型コロナウィルスの感染対策について、空気の流れをつくり換気を徹底する事が最も重要であると提言されていました。一般質問でも紹介したように、強力な感染力を持ち、重症化リスクの高いデルタ株や、これからの感染の広がり、半年後に迎える冬の時期などを考え、以前から言っていますが、保育所や小中学校などに換気扇などの設置を早急に行う事を強く要望いたします。そして、デルタ株は、その強力な感染力から、クラスターが起こった場合、市で4月に起こったクラスターの規模を上回る可能性が高いことから、今後施設や学校などでクラスターが起こった場合、濃厚接触者に対するPCR検査のほかに、不安や心配に思う希望者に対して、医者や保健師の確保が必要ない、抗原検査キットなどによる簡易検査が行えるように、検査キットなどの確保と準備の要望をします。そのことが、その後の感染拡大に対する市民の不安を無くすことに繋がっていくと考えます。また、ワクチン接種のできない基礎疾患を持った子どもや体の弱い障がいを持った子ども達に対して、治療薬や特効薬などまだない以上、最悪の事態にならないように、接する人数を減らす感染予防策として、希望者に放課後デイサービスの日数変更をできるよう、強く要望いたします。週3日を基本とせず、そもそも府下のほとんどの市では週5日なのですから、利用者によって自由に選択してもらえる柔軟さを持っていただくようお願いします。以上賛成討論といたします。
